NBA MVP候補を徹底分析|SGA・ヨキッチ・ウェンバンヤマ、誰が最もふさわしいのか?
結論
2025-26シーズンのMVP最有力は、チーム成績と個人成績を両立したShai Gilgeous-Alexanderです。
ただし、Nikola Jokicは歴史的な万能性、Victor Wembanyamaは守備面の圧倒的インパクトで強烈な対抗馬です。
今年のMVP争いは「最高の個人能力」ではなく、「勝利への影響をどう評価するか」で意見が分かれます。
テーマの概要
2025-26シーズンのNBA MVP候補は、Shai Gilgeous-Alexander、Nikola Jokic、Victor Wembanyamaの3人が中心です。
複数の海外メディアでも、この3人が最終候補として扱われています。Gilgeous-AlexanderはThunderを64勝に導き、平均31.1得点・6.6アシスト。Jokicは平均27.7得点・12.9リバウンド・10.7アシストという驚異的な数字。
Wembanyamaは平均25.0得点・11.5リバウンドに加え、守備面でリーグ屈指の存在感を示しました。
参考情報:
https://www.espn.com/nba/story/_/id/48551947/2026-nba-mvp-nikola-jokic-shai-gilgeous-alexander-victor-wembanyama
https://www.espn.com/nba/story/_/id/48535860/wembanyama-gilgeous-alexander-jokic-named-mvp-finalists
https://www.gmanetwork.com/news/sports/basketball/984571/gilgeous-alexander-wembanyama-jokic-finalists-for-mvp/story/
詳細分析
MVPを考えるとき、初心者が最初に迷うのは「一番うまい選手がMVPなのか?」という点です。
答えは少し違います。MVPは「最も価値のある選手」です。つまり、個人成績だけでなく、チームをどれだけ勝たせたか、代えがきかない存在だったか、シーズン全体にどれだけ影響を与えたかが評価されます。
その意味で、Gilgeous-Alexanderは非常に強い候補です。Thunderはリーグ最高クラスの成績を残し、彼はその中心でした。平均31点以上を取りながら、チームの攻撃を壊さず、効率よく得点する。これは簡単ではありません。
Jokicは、個人能力だけで見れば今でもリーグ最高レベルです。センターでありながら、リバウンドとアシストでリーグトップ級の数字を残す選手はほとんどいません。彼がいるだけで、Nuggetsの攻撃は別物になります。
Wembanyamaは、これまでのMVP候補とは少しタイプが違います。得点やリバウンドも素晴らしいですが、最大の価値は守備です。相手選手がリングに向かう判断そのものを変えてしまう存在です。ブロック数以上に、相手が打つのをやめる、ドライブを避ける、パスを選ぶ。
その見えにくい影響が非常に大きいです。
MVP争いを分ける3つのポイント
1. チーム成績ならSGAが有利
MVP投票では、チーム成績が大きく影響します。どれだけ個人スタッツがすごくても、チームが勝っていなければ評価は伸びにくい傾向があります。
その点で、Thunderを64勝に導いたGilgeous-Alexanderは非常に強いです。しかも彼は単なるスコアラーではありません。ミドルレンジ、ドライブ、フリースロー、クラッチタイムの判断力まで含めて、攻撃の中心として機能しました。
Thunderは若いチームですが、プレイオフでも優勝候補として扱われる段階に入りました。その中心にいるSGAの価値は、数字以上に大きいです。
2. 個人能力ならJokicが最も完成されている
Jokicのすごさは、得点・リバウンド・アシストのすべてで試合を支配できることです。
普通のセンターは、ゴール下で点を取る、リバウンドを取る、スクリーンをかける役割が中心です。しかしJokicは、ポイントガードのようにパスを出し、司令塔として攻撃を組み立てます。
平均トリプルダブル級の数字を残しながら、チームメイトを活かす。これはNBA史でも特別なタイプです。
ただし、MVP争いでは「もう何度も見たすごさ」と受け取られることがあります。Jokicがあまりにも高いレベルを続けているため、投票者が慣れてしまう可能性があるのです。これは本人にとって少し不利な点です。
3. インパクトならWembanyamaが最も新しい
WembanyamaのMVP候補入りは、NBAの未来を感じさせます。
彼は得点も取れますが、本質は守備で試合を変えることです。ペイントエリアに立っているだけで、相手の攻撃ルートが変わります。ガードがドライブをためらい、ビッグマンがシュートを急ぎ、外の選手もパスの角度を制限される。これはスタッツにすべて表れません。
さらに、Spursを久々のプレイオフへ押し上げた点も評価されます。若いチームを勝てる段階に引き上げたという意味で、Wembanyamaの価値は非常に大きいです。
今後の展開予想
現時点で最も受賞に近いのはSGAです。理由は明確で、個人成績とチーム成績のバランスが最も良いからです。
Jokicは、数字だけならMVPでもまったく不思議ではありません。ただし、Nuggetsのプレイオフでの印象や、過去に複数回受賞していることが投票心理に影響する可能性があります。
Wembanyamaは、今回受賞しなかったとしても、今後数年でMVP常連になる可能性が高いです。守備でリーグを支配しながら、攻撃でも25点前後を取れる選手は極めてまれです。
つまり、今年のMVP争いは「SGAの完成度」「Jokicの歴史的万能性」「Wembanyamaの未来感」の比較です。
ファン向け考察
初心者の方におすすめしたい見方は、MVP候補を単純な得点ランキングで見ないことです。
SGAを見るときは、「なぜ簡単そうに点を取れるのか」を見てください。彼は無理なスリー連発ではなく、角度、間合い、フェイクで守備をずらします。派手さよりも、毎試合崩れない安定感が魅力です。
Jokicを見るときは、「パスを出す前に何を見ているか」を意識すると面白いです。彼は味方が空いてからパスを出しているのではなく、空く前に予測して出しています。だから守備が間に合いません。
Wembanyamaを見るときは、「相手が打たなかったシュート」に注目してください。ブロックした場面だけでなく、彼がいることで相手が攻撃を変えた場面こそ、彼の本当の価値です。
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まとめ
2025-26シーズンのMVP争いは、非常にレベルが高いです。
最有力は、Thunderを64勝へ導いたSGA。個人能力で最も完成されているのはJokic。未来のリーグ支配者として最もインパクトがあるのはWembanyama。
誰が受賞しても納得できる一方で、総合的に見ると、今年はSGAが一歩リードしていると考えます。チームを勝たせ、毎試合安定して得点し、プレイオフでも優勝候補の中心にいる。この条件を満たしている点で、MVPに最もふさわしい存在です。
